こんにちは。
まるです。
今回は「口腔機能発達不全症」(こうくうきのうはったつふぜんしょう)
という2018年に保険収載になった項目についてお話ししたいと思います!
「口腔機能発達不全症」は、口腔機能=お口の機能ですので
「呼吸する」
「食べる」
「話す」
などの、本来の機能が発達不全=正常に発達していない
ということになります。
詳しく知りたい方はコチラ▼
この口腔機能発達不全症を放っておくと、様々なトラブルの原因になってきます。
15歳以下の子供に対して2018年に保険収載になっていますので
以下のチェック項目で当てはまるものがあるようであれば
歯科医院の受診をおすすめします。
お口の問題に気づくための10項目
それではお子さまのお口の成長に問題がないかチェックしてみましょう!
※こちらは離乳完了後(18ヵ月以降)のお子さまを対象としたチェックリストを参考にしています。
(令和2年3月 日本歯科医学会)
お口がぽかんと開いていることが多い

指しゃぶりや唇をかむなどの癖がある


食事の時くちゃくちゃ音がする

いつも同じ方で噛んでいる

食べる時間が長い、かたい物や繊維質のものが噛み切れない

舌足らずな感じや聞き取りにくい言葉がある

早食い、お水で流し込んでる

歯並びが悪い、噛み合わせが悪い

いびきをかいている

夜尿症がある

いかかでしたか?気になるときは歯科医院で検査を!
お子さんに当てはまる項目はありましたか?
歯科医院の検査では
- 咀嚼機能
- 嚥下機能
- 食行動
- 構音機能
- 栄養(体格)
- その他
このような項目を細かくチェックします。
そして、3項目以上に当てはまるようであれば
「口腔機能発達不全症」と診断されます!
トレーニングで回避や改善できる!
歯科医院の検査で3項目は当てはまらなかったお子さんでも
1~2項目は当てはまることがあると思います。
その場合も放置はせずに当てはまる項目を改善するトレーニングをすることで
「口腔機能発達不全症」を回避することができます。
3項目以上当てはまった場合は「口腔機能発達不全症」と診断され、保険適用で治療ができます。
治療も予備軍と同じように舌や唇のトレーニングや正しく動かすための練習、
場合によっては装置が必要になることもあります。
歯科医院での指導や経過観察をおすすめしますが、日常で気を付けられることもあります。
こちらの記事も参考にしてくださいね!
▼口腔機能発達不全についてはコチラ
▼習慣や癖が原因のことが多いです。コチラの記事を参考にしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪