さて、今回は子供の歯並びが悪くなる原因には食事が大きく関わっていますよというお話しです。前回はよく噛む食事、そして前歯で噛み切る食事が大切とお話ししました。

前歯・・・たとえばどんな食事?
結論からいうと手間と時間をかけすぎないということです。
歯並びが綺麗なひとは生まれつきというわけではありません。
ただしく口を使ってきた結果によるものです。
▼お口の成長を促すために気を付けて欲しいことはコチラ
手抜きOK!パパママ応援メニュー
手をかけ過ぎないといいましたが、ご飯を作るパパママはどんどん手を抜いて楽しちゃいましょう。そのほうがお子さんの顎や顔はしっかりと発育します。
メニューというほどのメニューではないですが「あ~こんな感じか」とイメージしてもらえるといいなと思います。全部、前歯を使うメニューにするとそれはそれで大変だと思いますので「前歯で噛み切りよく噛むものを一品食卓に出す」というのが私のおすすめです。
さらに少し工夫することで効果もアップしますのでワンポイントも合わせて参考にしてください。

おにぎり
ご飯をおにぎりにする。
お茶碗のご飯は箸やスプーンで一口づつ入れますが、おにぎりにすることで前歯でかぶりつきます。海苔を巻くと、噛みちぎる動作も入るのでさらに効果的ですよ!
他にも海苔巻き手巻き寿司なんかもおススメです。
おにぎりにも海苔を巻くと「噛みちぎる」という動作が加わりさらに効果的!!

ホットドッグ
この写真すごいかわいいですよね!理想のかぶりつきです。
パンはちぎったり、切ったりせずに大きいままでかぶりつきましょう。
野菜やお肉を挟んだサンドイッチやホットサンドもおススメです。
パンならフランスパン、食パンもトーストすると噛む回数が増えますよ!
▼我が家もホットサンドを良く作ります!愛用品はキャンプでも活躍してくれる火であぶるタイプ(こちらの記事で紹介してます)なんですが、自宅で使うならこちらの「ホットサンドメーカー」もかわいいですよね!

骨付き肉
骨が付いていることで絶対にかぶりついて噛み切るという動作が必要になります。
子どもって大きな唐揚げでも一口で入れちゃいませんか?
なので、骨付きがおススメです。
口いっぱいに頬張るとモゴモゴして、顎をしっかり使うことができません。骨付きのお肉は適正量を噛み切る練習にもなります。

とうもろこし、きゅうり、焼き芋など丸ごと
こんなに小さなお子さんでも、しっかりかぶりついています!
お子さんの歯の萌出や離乳食の進み具合にもよりますが、1歳くらいになると前歯が8本くらい(上4,下4)が生えてきます。
1歳半くらいには奥歯も出てきますので様子を見ながら少しづつ手づかみでかぶりつく物に挑戦してみましょう。
※低月齢児はそばで必ず見守ってあげましょうね!
大人がかぶりついて美味しそうに食べると、マネしてお子さんもかぶりついて食べるようになります。
前歯で嚙み切って奥歯でよく噛む!使うべきところを使ってあげる!
正しい成長はパパママのつくる毎日の食事がカギですね。
▼話題の離乳食方法。日本の離乳食とはかなり違いますが参考になります。離乳食を始める前にぜひ読んでもらいたい一冊!

スティックサラダ
サラダは断然スティックサラダがおススメです。
長いのでそのまま口に入れることができないので、必ず前歯で噛み切ります。そして、野菜はパリパリコリコリと食感も楽しい食材です。
きゅうりは1本まんまでもいいですよね!
歯並びも大切ですが、使うべきところをしっかり使って食事することで、顔つきもかわってきます。
かわいいお子さんが、よりカッコ良い、より可愛い顔に成長するためにも食事を一度見直してみてください。





▼日本で指導される離乳食とは大きく異なるので、まるっと取り入れるのは難しいと思いますが、基本的な考え方として知っておいてもらいたい内容です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。