「歯科衛生士を辞めたい」と思っているけど、どのタイミングで伝えたらいいのか悩みますよね?
結論から言うと、今後も歯科衛生士を続けるなら、「すぐ辞めたい」と思ったとしても、タイミングを考えた方が良いかもしれません。
というのも、歯科業界は狭い世界・・・先生同士が知り会いだったりと、どこかで繋がっていたりするからです。
怖っ!!
でも本当だよ。
歯科業界は狭い狭い世界なので、できれば円満に退職したいですよね。
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歯科衛生士を辞めたいと思ったら早めに行動
歯科衛生士を辞めたいと思ったら、早めに退職の意思を伝えることをおすすめします。
民法672条によると、辞める予定の2週間前に退職届を出せば辞めることはできます。が、先にもお話ししたように歯科業界ってすごく狭いんですよね。
本来は退職理由を伝える必要もないよ
それに、担当している患者様への挨拶や引継ぎ、業務の引継ぎなどを考えると2週間では厳しいのが現実です。
退職を伝えてから長期間、働き続けるのは居心地の良いものではありませんが、私の経験上、可能であれば3~4か月前には伝えるのがベストかと思います。
有給もしっかり消化しつつ、次のステップへ気持ちよく進みたいですね!
歯科衛生士をやめたいと思ったら3か月前に伝えよう
辞める側の気持としては「辞める」と伝えてから長々と居続けるのは正直なところ嫌ですよね。
もし、業務体制や人間関係、いじめなどでストレスの極限だった場合は早急に退職すべきだと思いますが、キャリアアップのための退職や、心と体に余裕がある場合は3か月前くらいには伝えるのが理想的です。
- 担当患者様の情報(口腔内の状態やメンテナンス内容など)の引継ぎ
- 担当患者様へのご挨拶(3~4か月ごとの来院が多いと思うので)
- 業務の引継ぎ
- スタッフの増員
法律的には2週間前でOKとなっていますが、残るスタッフのことや患者様のことを考えるとこれくらいの猶予は必要かと思います。
患者様、全員への挨拶は難しいかもしれませんができるだけご挨拶しておきたいですよね。
担当制だと仲良くなってるからお別れがさみしい・・・
歯科衛生士を辞めたいと思ったら「退職届」を準備しよう
歯科衛生士を辞めたいと思ったときに「退職届って出すのかな?」と迷いますよね。退職届は法律的に絶対に出さないといけないものではありません。
じゃ、面倒だし出さなくていいかな。
口頭で伝えても、法律的には問題はありませんが「言った言わない」のトラブルを防ぐためにも、きちんと退職届を出して書面にしておく方が安心です。
退職届は出すことをおすすめします!
関連記事:退職届と退職願の違いと書き方(執筆中)
歯科衛生士を辞めたい!その前に有給休暇を消化しよう
歯科衛生士を辞めたいと思ったときに「有給休暇」が残っているなら消化してから退職したいですよね。その場合は退職を伝えた時に同時に有給消化したいことを伝えるようにしましょう。
辞める前の有給消化を認めてもらえない!?
有休消化の希望を伝えると院長から「辞めるのに有給休暇をとるのか?」と言われることがあるかもしれませんが、有給消化は労働者の権利です。
なるべく円満に、尚且つ有給をしっかり消化できるようにするためにも、早めに退職を伝えた方がスムーズです。開業医の場合、人員にゆとりがない場合も多いので早めに伝えることでシフトや患者様の人数を調整するなど融通が利く場合があります。
取れない可能性もある?
認めてもらえない時は労働基準監督署や労働局に相談しよう。
有給休暇は退職したら取得できない
どんなに長い期間働いていたとしても、退職してしまったら有給休暇の取得はできません。
必ず在職中に有給休暇の残りの日数を確認して、退職前に消化するようにしましょうね。
何度もいいますが、歯科業界は狭い世界です。
同じ地域や同じ分野の先生同士や、歯科衛生士同士が知り会いの可能性も高いです。今後の転職活動をスムーズにするためにもなるべく円満に退職することをおすすめします。
私も院長と合わなくてケンカになることが多々ありましたが、それでも退職時は円満にゆとりをもって辞めるように心がけています。
終わりよければ全てよし!
途中、険悪だったとしても、最後に揉めることなく辞められると、印象はそれほど悪くなりません。
歯科衛生士を辞めたいなら、余裕をもって動こう
法律上は問題ないので退職の2週間前に伝えるのも一つですが、よほどの理由がない限りは3~4か月前に退職の意思を伝えておくと安心です。
今の職場に合っていないだけかも
働く歯医者を変えるのではなく「歯科衛生士を辞めたい」と思っている場合もあると思いますが、働く環境が変わると、同じ職種とは思えないほど仕事内容や人間関係が変わるのが歯科衛生士の仕事です。
自分に合う職場(歯科医院)に出逢えると楽しく働けたり、能力を発揮できる場合も多くあります。
今の歯医者だけで「私は歯科衛生士に向いていない」「歯科衛生士にやりがいを感じない」と判断する前に、職場を変えるのはおすすめです。
コンビニより多い歯科医院では歯科衛生士が不足しているので求人は豊富で引く手数多です。
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歯科衛生士にこそ副業がおすすめ
20代の頃には考えもしなかったんですけど、40代になると年齢的に立ち仕事が辛くなってきます。この先、老眼になるかもしれません。さらに、病気や更年期、親の介護なども出てきます。
20代、30代でも、結婚や出産、育児と環境が変わるごとに転職してきましたが、歯科衛生士は同じ歯科医院で働き続けることがとても難しいです。
ゆとりのない人数で切り盛りしている歯科医院では、産休や育休の体制が整っていないことも多く、もし、あったとしても他のスタッフの負担が大きくなり不満につながりやすいからです。それは、あなたが歳をとっても変わりません。
もし、すでに「歯科衛生士の仕事が辛いな」と思っているなら、早めに次の道を考えておくことが大切です。
今すぐ辞めないにしても、「もう辞めよう」と思ったときに次の一手や、少し先の未来を想像できるとスムーズだからです。
イメージ出来ているだけで違う!
歯科衛生士に固執すると不安になる
歯科衛生士の仕事しか経験がなかった私は40代後半になって、とても不安になりました。
せっかく歯科衛生士の資格を取ったのに、他の仕事なんてもったいないかな・・・と思うこともありますが、歯科衛生士の求人はたくさんあります。
興味のある他業種で働いてみて「やっぱり歯科衛生士がいいな」と思ったらいつでも戻ることができます。
技術職でもあるので、ブランクがあると「戻れないんじゃないか」と、不安に思うかもしれませんが全く心配ありません。私も出産育児で数年のブランクがありましたが大丈夫でしたよ。
やりたい仕事や、やってみたい気持ち、新しいことに目を向けることは、すごくステキなことです。
新しい一歩を踏み出す時は不安もあるかもしれませんが資格に固執しないでどんどん挑戦してみて欲しいと思います。歯科衛生士の資格があればくいっぱぐれることはありませんよ!
10年、20年後の自分を想像してみてね
もし、副業をはじめてみたいと思うならブログやwebライターがおすすめです。
私も40代後半からはじめましたが、こうやって歯科関連の記事を書いたりしています。資格や経験を活かすこともできるし、趣味や好きなことを書くこともできます。
あなたがブログをやってみたいなと、少しでも興味があるなら私の別サイトで「ブログの始め方」をご紹介しています。きっと、あなたが思っているより簡単ですよ。
私は独学でスタートして、尊敬できるライターさんと出会い学ばせてもらっていますが、書くには技術や知識も必要です。それで収入を得ようとすると尚更です。私のように出会いがあるかどうかは行動力と運も必要になってくるんじゃないかと思います。
もし、書くことで収入を得たいなら手っ取り早く学ぶほうが間違いありません。少しでも興味があるなら、ぜひ資料請求だけでもしてみてくださいね。
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もし、歯科衛生士でいることに疲れていたら、こちらの記事も参考にしてください。
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