こんにちは。まるです。
一時、減少したコロナもオミクロン株などが出てきてまた増えてきていますね。
コロナに限らず、インフルエンザなどウイルスによる感染症はできるだけ防いでいきたいものです。
特にお子さんの感染対策に頭を悩ませているパパママさんも多いのではないでしょうか?
今回は大人はもちろん、お子さんの感染対策のひとつにもなる「口腔ケア」についてのお話ししていきます。
もちろん、コロナに関しては未確定ですが参考になればと思いますので最後までお付き合いくださいね!
赤ちゃんや子供の感染症対策はどうしてますか?

すっかりマスク生活が定着し、皆さんもコロナウイルス感染症の対策を色々と頑張っていると思います。手洗いうがいはもちろん中高生や大人はワクチン接種も進んでいますね!
では、赤ちゃんや小さなお子さんはどうでしょうか?
出来る限りの感染対策はしていても赤ちゃんはワクチンもマスクもできません。
小さいお子さんも鼻まで覆って正しくつけるがなかなか難しいのではないでしょうか?
大人だったらあちこち触らないようにしたり、触ったらすぐ手を洗ったりアルコール消毒するなどできますが、好奇心旺盛な子どもは大人と同じようにとはいかないものです。
そんな赤ちゃんや子どもを感染症から守るためにできることの一つとして「口腔ケア」があります。
口腔ケアが感染予防になる理由
皆さんは口の中に、細菌が沢山いるのをご存知ですか?

大人で300~700種類の菌が口の中にいるよ!!
さらに菌の数は・・・
●よく磨けている人の口:1000億~2000億個
▲あまり磨かない人、磨けていない人の口:4000億~6000億個
✖ほとんど磨かない人の口:1兆個
すごい数ですね~(^^;
実は「う〇こ💩」より多いです!
ぎゃ!!
ただし全部が悪さをするわけではありません。
口の中には常在細菌という体を守る働きをする細菌もいれば、悪さをする細菌もいます。
悪さをする細菌はプラーク(歯垢)や舌苔(舌の表面についた汚れ)に多く潜んでいます。
プラークは歯磨きをしないと落とすことはできませんし、
舌苔も口の中の汚れや乾燥が原因になりますので歯磨きや糸ようじなどで取り除く必要があります。
悪さをする細菌を口腔ケアにより減らすことで、
口腔の免疫が十分に働くことができるようになるのです。
コロナに関しては、まだこれから検証がはじまるという感じだと思いますがコロナの原因であるSARS-CoV-2ウイルスもインフルエンザのウイルスと同じ付着様式なので適切な口腔ケアは予防に有効ではないかと言われています。
一番身近な口腔ケア!まずは「歯磨き」

「口腔ケアって何をしたらいいの?」と思うパパママさんもいるかと思いますが、特別なことではありません。
「毎日の歯磨き」が一番大切です。
お口の中が汚れると細菌が増える
→細菌が増えると免疫力が低下
→感染しやすい
→炎症を併発しウイルス性肺炎が重症化する傾向がある
歯磨きで口の中を清潔に保つことが感染予防だけでなく肺炎などの重症化の予防にもつながります。
もちろんコロナに関してはハッキリと分かってはいませんが、
だからこそ予防の可能性があることはやっておいたほうが良いと思いませんか?
口腔ケアによる家庭内感染に注意!

口腔ケアはコロナの感染予防対策として有効な可能性が高いのですが、
歯磨きの際には注意が必要です。
コロナウイルスは飛沫感染することは皆さん知っていると思います。
つまり、唾液中にもウイルスが混入するということです。

歯磨き時はどうしても、唾液に触れたり、唾液の飛沫が飛んでしまいます。
家庭内感染を防ぐためにも
「3密や飛沫を避ける」という原則は、自宅での口腔ケア実施時も徹底しましょう。
1.洗面所は換気を良くし一人ずつ歯を磨く
2.吐き出すときに顔をシンクに近づけて低い位置で行う
3.アルコールを含むウエットティッシュで鏡やシンクの周りを拭く
4.コップや歯磨き粉、タオルなどを共有しない
5.使用後の歯ブラシやコップなども他の家族のものと接触しないようにしまう
6.手洗いやアルコール消毒をしてから仕上げ磨きをする
7.仕上げ磨きの際はパパママさんはマスクやゴーグル(眼鏡)などを着用する

お子さんの歯磨きをしないというわけにはいかないので、
しっかりと感染対策をして歯磨きすることが大切です!
マスクで口臭や虫歯が増える!?実際どうなの?

コロナの感染拡大から、マスク姿はすっかり日常になりましたよね。
それに伴って耳にするのが「口臭が悪化した」「虫歯になりやすくなる?」などの噂。
実際のところどうなんでしょうか?
口腔乾燥による口臭や虫歯・歯周病のリスクは増える
口の中の唾液量が減り乾燥するとむし歯、口臭の原因になります。
マスクで口を覆うことは口の中の湿度を保つことができるので乾燥はしにくいかと思います。
ただ、マスクをして動くと苦しかったり暑かったりで口呼吸(口で息をする)になってしまう可能性もあります。
そうすると逆に乾燥してしまうことも考えられます。

マスクそのものがむし歯や口臭の原因になるというのは根拠がありませんが、コロナ渦での生活により口の中が乾燥しやすくなっている可能性は考えられますよ!!
歯科医院に行かないことによるリスク
また、感染拡大により歯科受診を控える方も増えており、
そういった状況もお口の状態に悪影響を与えていると言われています。
お家でのセルフケアが元々できている方は、それほど大きな問題はないのですが、
メンテナンスに通うことで維持できているような方は虫歯ができていたり、
歯周病が再発していたりする可能性があります。
そうすると、最初にお話ししたようにかえって感染症に感染しやすい状態になっている可能性もあります。
歯科医院ではコロナなど関係なく感染対策をしているはずですので、お口の健康も守るためにも定期的な受診を続けたほうが良い場合もあります。

かかりつけの歯科医院の感染対策を確認して、家庭でのセルフケアやメンテナンスの間隔など相談すると良いですね!
マスクはしっかり着用しつつもこまめな水分補給やストレス発散、そして口腔ケアが大切です。
また、口腔乾燥が気になるときはガムが有効です!
噛む刺激や甘味などで唾液量もUPします。おススメはキシリトール100%ガムです。
▼15分くらい噛むと良いので「味が長持ちするタイプ」がいいですね!
▼キシリトール100%のガムだったら虫歯の心配なし!
ウイルスに負けないためにできることから

お口の中をきれいに保つことやしっかりと食べて栄養をとることは免疫力を高め、
ウイルスの感染予防に効果的です。
また、悪化の防止や重症化しないためにも口腔ケアはかかせません。
お子さんを感染症から守るためにも、仕上げ磨きをする際の家庭内感染を防ぐためにも、
正しく感染対策をして家族みんなで口腔ケアを心がけましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました💖