私は『子供の口がきれいで本来の成長ができるようなお手伝いができたら嬉しいな』と思っていますが、
お口を育てるのは「その子のまわりにいる大人」です。
赤ちゃんは自分で歯磨きしたり、食べ物や飲み物を自分で選んだりすることはできません。
今回は子供の歯を守り、健やかな口をそだてるために親がするべきことって何かな?
ということをお話ししていきたいと思います。

あくまで私の考えですが、子育てに自信がもてない、子供の歯みがきが大変と思っているママさんやパパさんにも読んでもらいたいです。
「まわりの大人」は、あなたじゃなくても大丈夫!
赤ちゃんは自分で歯磨きしたり、食べ物や飲み物を自分で選んだりすることはできません。
と最初に書きました。
これは紛れもない事実です。

そりゃそうだ!
そして、虫歯にならないように歯磨きやお菓子・飲み物に気をつけたりするのは
「その子のまわりにいる大人」です。

パパやママがするのが当たり前でしょ?

そうかな?わたしはパパやママじゃなくてもいいと思ってるよ。
もし、パパやママができるのであればもちろん問題ありません。
でも親が「なんでお口開けてくれないの!?もう嫌だーーーー!!イライラする!!」ってなっているなら、必ずしも口腔ケアは親である必要はない!と思います。
そして、『虫歯予防=歯磨き』だけではなく、歯磨きが多少不十分でも虫歯になりにくい環境にしておくことで気持ちが楽になるということをお伝えできたらと思います。
子供以上に歯磨き嫌いになっていませんか?

子供の歯を虫歯にしたくない、できるだけきれいな歯並びにしたい、綺麗な口元になってほしい
と思ったときに大切なことは何だと思いますか?
可愛い子どもを虫歯にしないために、歯磨きをしっかりしなくちゃ!と頑張るのはよいのですが、肩に力が入り過ぎていませんか?
子どもが歯磨きを嫌がる原因に「親の顔が怖い」「力の入れすぎで痛い」などパパママの一生懸命さが裏目に出てしまっていることがあります。

歯磨きはスキンシップでもあるよ。
イライラしたり、心がボロボロになるほど頑張らなくていい。
子供がある程度、自分で磨けるようになるまで無理なく楽に続けていくことが大切です。
情報や知識が豊富だからこその不安に押しつぶされないで
子育てを頑張っているパパやママは「この子の親は自分なんだからしっかり育てなきゃ」と多かれ少なかれ思っていると思います。
歯磨きも同じです。
最近のパパやママは「お口を健康に育てることは、身体や心の健康につながる」ということを知っていて、「虫歯にしないように」歯磨きやおやつ、飲み物に気を付けている方が多いです。
その一方で「子供の歯みがき」にストレスを感じている親もとても多いです。

赤ちゃんやイヤイヤ期の歯みがきが思うようにいかなくて、
ノイローゼのようになってしまうママもいるよ。
私も2人の子供を育ててきましたが、
職業柄「虫歯にしたら恥ずかしい」「絶対、虫歯にしないぞ」と意気込んでいました。

でも実際の子育ては予想外の連続!疲れるは眠いは毎日ヘトヘトだよ。
歯を磨いてあげなきゃと頭では思っていても、添い寝をして一緒に寝てしまったり、食べたら磨こうと思っていたのに子供が寝てしまったり、思い通りにいくことなんてない!!
「食事の後は絶対に歯磨きしなきゃ!!」なんて思っていると
だんだん辛くなって自分を責めたり、イライラしたり。
挙句の果てに「イヤイヤ期」が来ようもんなら
「こっちがイヤイヤしたいわ!もう、歯磨き大っ嫌い!!」って放棄したくなりませんか?

そんなときは心が疲れ切ってしまう前に、ある程度放棄しましょう。
歯磨きだけじゃない!時短できるものは上手く活用しちゃいましょう♪
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健康管理しながら時短で「自分時間」も確保できる!
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歯磨きは、じぃじやばぁば、歯医者や歯科衛生士でもいい
結論から言うと「誰が歯磨きしたっていい」ということです。
夫婦で協力できるなら夫婦でもいい。
近くにおじいちゃんやおばあちゃんが住んでいて手伝ってくれるなら磨いてもらったっていい。

近くに親はいないし、夫も手伝ってくれない・・・私が磨いてあげないと・・・

そんな時は歯医者で磨いてもらえばいいよ!

え・・・いいの?

もちろん!!プロですから♪
困ったら歯科衛生士に相談してほしい

もちろん子供の歯みがきはとても大事で、
できるだけ嫌いにならないように工夫していくことも大切です。

具体的には?

たとえば、歯が生えてきてから、いきなり歯ブラシで磨こうとすると嫌がることが多いよ。
歯が生える前から慣らしておくと良いんだよ。
▼少しでも子供の歯みがき嫌いを解消したいなら「歯が生える前」からの準備も大事
あの手この手を尽くしても上手くいかない時は・・・
色々試してみても、「やっぱり歯磨きを嫌がる」「ぜんぜん上手く磨けない」こともあります。
そんな時に陥ってしまうのがこんな感情です。
・上手くできない自分を責める
・口を開けてくれない、暴れる子供を責める→子供を責めた自分を責める

私も経験したから分かるけど、どっちも苦しいよ。
でも、パパやママが悪いわけではありません。
もちろん子供も悪くありません。
歯医者に行こう!!
そんな時は迷わず歯医者に行ってください。
「歯医者は虫歯ができたら行くところ」ではありません。
歯医者に行くと、歯科医師はもちろん歯科衛生士がいます。
(いない所もあるかもしれませんが・・・いる歯医者に行きましょう)
歯科衛生士は口腔ケアのプロです。
パパやママの話をきくことができます。
その子にあった口腔ケアの仕方を一緒に考えることもできます。
やり方が分からなかったら教えます。
そして、実際に歯ブラシやデンタルフロス、専用の機械できれいに磨くこともできます。

話や悩みを聞いてもらうだけでもラクになるかも♪
歯磨きを楽しく!絵本で興味を持たせる方法も有効ですよ。
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食べ物・飲み物に気を付けて、歯磨きはほどほどが楽♪

ぶっちゃけてしまうと、
「汚れているのに虫歯にならない子」もいれば、「きれいなのに虫歯になってしまう子」もいます。

え!!不公平!!どうして?

虫歯菌が感染しているかしていないか、砂糖を頻繁に食べていないかなど、
歯磨き以外にも虫歯のリスクになる要素があるよ。
この3つを気を付けると「虫歯になりにくくなる」ので
「歯磨き絶対にしなくちゃ!」というプレッシャーがなくなり、気持ちにゆとりができます。
▼虫歯予防に効果的なマウスウォッシュはこちら
虫歯菌を移さない
1歳半から3歳の間は「感染の窓」といわれていて、親から子に虫歯菌が移りやすい時期です。
同じ食器を使わない・口にキスしない・兄弟でも一緒の歯みがき粉やコップを使わないなどに気を付けましょう。
詳しくはコチラ→赤ちゃんの歯の3つの大切なこと
お砂糖に気を付ける・キシリトールを利用する
虫歯菌は砂糖をエサに酸を作って歯を溶かします。

一番、虫歯になりやすいのが
ちょこちょこ食べたり、飲んだりすることだよ。
お菓子をちょこちょこ食べる、長い時間をかけてダラダラ食べるは危険です。
お菓子やジュースは時間や量を決めてあげると良いですね。

「口の中が甘い状態」が頻繁だったり長時間になると歯が溶けやすくなるよ。
とはいえ、
「お菓子の味を覚えてしまった子供」にお菓子を制限するのが大変だったり、
それを気にすること自体がストレスになったりするパパやママもいると思います。
そんな時は「キシリトール」をうまく取り入れるようにしましょう!
虫歯の原因にならないどころか、虫歯菌を弱らせてくれるパパママの救世主です♪
▼色々な味のグミ。子供が好きな味を探すのにもピッタリ!ぜひ試してみてください。
キシリトールのお菓子は他にもチョコやガム、タブレット(ラムネ)など種類も増えています。
▼キシリトールのチョコはコチラも参考に
▼お料理に使う砂糖をキシリトールに置き換えるのも良い方法です。おススメは「キシロスイート」
フッ素の活用
フッ素は歯の質を強くして酸に負けない丈夫な歯を育ててくれます。
フッ素はお家で使える濃度のものを毎日使うほうが有効です。
「フッ素って体に悪そう」というイメージを持っているパパママもいるかもしれません。一度こちらを読んで判断してくださいね!▼
▼おすすめは「チェックアップ ジェル」好きな味で歯磨きが楽しくなるのでぜひ使ってみてください

私のお気に入りはレモンティー味だよ♪
歯磨きは子供とのスキンシップ♪色々なものを頼って楽な気持ちで
歯磨きは子供の歯を守るうえで、切っても切り離せないものです。
それだけに「しっかり磨いてあげなくちゃ」とプレッシャーに感じてしまうパパやママも大勢います。
- どうしていいか悩む前に歯科衛生士を頼ろう
- 虫歯菌を移さない!虫歯菌がいなければ虫歯になりにくい
- 砂糖じゃなくてキシリトールを日常に取り入れよう
- フッ素をうまく活用して虫歯になりにくい歯にしよう
一人で頑張る必要はありません。
子供にとって大切なのは歯をきれいにすることだけじゃなくスキンシップです。
少しでもパパママの負担がなくなって、
歯磨きがちょっと楽しいなと思ってもらえたら嬉しいです。