こんにちは。まるです。
赤ちゃんの歯が生え始めると気になる歯並び。
「うちの子って歯並び悪いの?」と思ったパパママはもちろん、
「うちの子は歯並びきれいで良かった!」と安心しているパパママにも読んでもらいたい内容です。
「きれいな歯並び」はもしかしたら勘違いかもしれませんよ!!
大人とは違う!子どもの歯の「きれいな歯並び」とは?
ここで問題です。
この3つの写真で「きれいな歯並び」だと思う写真はA~Cのうちどれですか?
子どものきれいな歯並びはコレ!
結論からいうと大人と同じように隙間がなくきれいに並んでいる場合は要注意です。
乳歯のうちは歯と歯の間に隙間がある「隙っ歯」が理想的です。
という事で、子どもの歯の「きれいな歯並び」は C でした !
Aは、ぱっと見とてもきれいに並んでいますが、乳歯(子どもの歯)より永久歯(大人の歯)のほうがトータルすると歯が大きいので、大人の歯に生え変わったときにガタガタになる可能性が非常に高いです。
前歯でしっかりかぶりつく、噛み切る、噛み応えのあるものをよく嚙んで食べるようにして、顎の成長を促してあげることが大切です。
▼前歯を使ってかぶりつくことはとっても大事です
そのほか、姿勢や悪習癖の改善も顎をしっかりと正しく成長させるために欠かせない要素です。
こちらも併せて気を付けてくださいね!
歯並びが少しでも良くなるように、お口や顎を育てていきましょう。
そして、Bは乳歯の時点ですでに歯が重なって生えています。
正直にいうと、この場合はかなり顎の成長が足りない状態です。
「乳歯の叢生=子どもの歯ですでに歯が重なっている」のは全体の約1割程度といわれています。
すぐに食生活や生活習慣を見直すことをおススメします。
え!うちの子はもう、歯並び ぐちゃぐちゃ確定!?
あきらめないで!まずは癖や習慣を見直してみよう!
やわらかい物ばかり食べさせていませんか?
食事の時に飲み物を置いていませんか?
足はぶらぶらしていませんか?
今日、気づけたことでお子さんの歯並びは良い方向へ変わってきます。
一つ一つを見直し、行動につなげてください。
▼どんな癖や習慣が歯並びに影響するのかはコチラ
▼子供の歯並びが心配なときは一度歯医者でみてもらうと良いですね♪
歯並びが気になるお子さんはここを見直そう
AやBのようにお子さんの歯並びが心配な場合は次のことをチェックしてみましょう!
生活習慣
- うつ伏せ寝
- 頬杖
- 口呼吸、お口ポカン
- 指しゃぶり
- 唇をかむ、唇を吸う
- 姿勢(猫背など)
- 虫歯
食生活
- やわらかい食べ物が多い(繊維質なものが少ない、やわらかく煮込むなど)
- 前歯で嚙み切ることが少ない(食べやすいように小さく刻むなど)
- 噛み癖(右ばかりで噛むなど)
- 足がぶらぶらしている(椅子で足が床についていない)
- TVやYouTubeを見ながら食べる
- 食事中に水分を一緒にとる(お水やお茶などの飲み物が食卓に置いてある) など
▼こちらも合わせてチェックしてみましょう
子どもは可能性のかたまり!
歯並びは舌と頬や唇などのバランスによって保たれています。
そして歯は動きます!
特に子どもの歯は良くも悪くも動きやすい!
また、身長が伸びるように顎もまだまだ成長します。
食生活、生活習慣、口の悪い癖を改善することで正しく顎が成長できるよう促してあげましょう。
そうすることで改善してくる可能性はたくさんありますよ♪
▼受け口(反対咬合、しゃくれ)が気になる方はコチラを参考にしてください
最後まで読んでいただきありがとうございました💖